Stories / 100年日記のこと

日記に時刻を残せるようになりました

朝から夜へ移る景色と、時刻付きの日記を表示したスマートフォンのイラスト

100年日記 v1.5.0で、日記本文に現在時刻を追加できるようにしました。

朝に少し書いて、昼に続きを書き、夜にもう一度振り返る。1日の日記を一度に書き切るとは限りません。今回のアップデートでは、そんな書き方をしたときに、その日の出来事の流れも一緒に残せるようにしています。

一日の中にも時間の流れがある

これまでの100年日記では、同じ日の本文に何度書き足しても、文章はひと続きに保存されていました。それでも日記としては十分ですが、あとから読み返したときに「これは朝のことだったのか、夜に考えたことだったのか」が分かると、その日の空気を思い出しやすくなることがあります。

特に、朝に予定を書いて、帰宅後にその結果を書くような使い方では、同じ1日の中にも時間の流れがあります。

そこでv1.5.0では、編集画面の「時刻を追加」を押すと、その位置へ現在時刻を HH:MM の形で入れられるようにしました。時刻だけの行は、本文より小さな角丸のチップとして表示します。

写真付きの日記編集画面で本文の中に時刻チップが表示されている様子

必要なところだけ、時刻を残す

時刻は毎回入れる必要はありません。

一日の出来事をまとめて夜に書くなら、これまで通り本文だけで十分です。朝と夜で分けて書いた日や、あとから順番を思い出したくなりそうな日だけ、「時刻を追加」を使えます。

時刻は特別な別データとして管理するのではなく、日記本文の中に文字として残します。そのため、書き出しや取り込み、クラウドバックアップでも、これまでの本文と同じように扱えます。

100年日記では、何年後かに同じ日を読み返すことがあります。そのとき、日付だけでなく「その日の何時ごろだったか」が少し残っていると、記憶をたどる手がかりが増えると考えました。

自動挿入も試した

開発中には、時刻をもっと手軽に残せるよう、自動挿入も試しました。

たとえば、その日の最初に書き始めたときや、しばらく時間を空けて続きを書き始めたときに、アプリが新しい執筆の開始を判断して時刻を入れる方法です。操作を一つ減らせるので、最初は自然な形に思えました。

ただ、実際に使ってみると、「いつ新しい時刻が入るのか」を使う側から予測しにくいという問題が残りました。

少し時間を空けただけなのか、新しいまとまりを書き始めたのか。本文の途中を直したいのか、続きを書きたいのか。アプリ側で判定ルールを細かくしても、そのルールを覚えていなければ、時刻が入った理由も、入らなかった理由も分かりにくくなります。

便利にするための自動化なのに、挙動を意識しながら書く必要があるなら、日記ではかえって使われにくい機能になると判断しました。

そこでv1.5.0では、自動挿入は残さず、「時刻を追加」を押したときだけ入る形にしています。必要な人が、必要な場面で、結果を予測できる操作として使えることを優先しました。

時計を見ながら日記の必要な位置へ時刻を手動で追加することを表したイラスト

書く画面に、余計な迷いを増やさない

今回のタイムスタンプは、小さな機能です。ただ、日記は毎日触れるものなので、小さな挙動でも積み重なると書き心地に影響します。

自動でできることを増やせば、操作回数は減らせます。一方で、何がいつ起きるかを考えながら使う必要が出てくることもあります。

100年日記では、時刻を残したいという選択肢は増やしつつ、本文がいつ変わるかは分かりやすいままにしました。書いている最中に余計な迷いを増やさないことを大切にしています。

そのほかの改善

v1.5.0では、日記編集画面の写真表示も見直しました。縦長・横長それぞれの写真が分かりやすく見えるようにし、削除や回転の操作も写真フレーム内に整理しています。写真をタップすれば、元の写真全体を拡大して確認できます。

また、クラウドバックアップを有効にしている場合、日記を更新したあとに自動バックアップが再判定されないことがある問題も修正しています。

これからも、毎日書くときの小さな使いやすさと、何年後も記録を残していける安心感の両方を少しずつ改善していきます。

100年日記

同じ日を、年ごとに残していく。

アカウント登録は不要。日記は端末内に保存され、データはいつでもZipファイルで書き出せます。